ChatGPTもAPI連携しようとしたら、従量課金で一旦やめた話

きっかけは、ちょっとした思いつき。

SNS経由でChatGPTから来たSEO改善アドバイスを見せてもらったのが、そもそもの発端でした。

「Geminiと同じように、ChatGPTも直接API経由で聞けたら楽だな」と、そのとき思い立ったんです。

Geminiと同じ構成で一式用意した

うちにはすでにGemini API連携(gemini_chat.py)があって、動画制作の台本相談やチェックに毎日使っています。

これとまったく同じ構成で、OpenAIのResponses API経由のスクリプト(chatgpt_chat.py)まで、Claude Codeに頼んで用意してもらいました。

.envの雛形も用意してもらって、あとはAPIキーを入れるだけの状態まで持っていったんです。

ここまでは、いつもの調子で「よし、これで便利になるぞ」くらいの軽い気持ちでした。

ところが、いざ料金体系を確認したところで手が止まりました。

GeminiのAPIには無料枠があって、実質コストを気にせず気軽に使えていたんです。

一方のOpenAI APIは、契約中のChatGPT Plusの月額とは完全に別枠で、使った分だけかかるトークン従量課金でした。

「Plusに入ってるのに、また課金?」

正直、最初にこの事実を知ったときの感想はこれでした。

ChatGPT Plusの月額はあくまでchat.openai.comの画面上でChatGPTを使う権利で、APIから呼び出す分は別会計、というのは今回調べて初めてちゃんと理解しました。

公式のOpenAI APIの料金ページを見ると、月額料金も無料枠も一切なく、最低でも5ドル分をプリペイドでチャージしてから、入力・出力トークンごとに従量課金される仕組みだとはっきり書かれています。

サブスクとAPIが別の財布だという構造そのものは、OpenAIに限った話ではなく、他のAIサービスでも珍しくないようです。

ただGeminiの場合は、公式の料金ページにある通りFlash系モデルに無料枠が用意されていて、その境目をあまり意識せずに使えていた、というのが実情に近そうです。

導入を見送った判断

ここで無理に導入を進めるより、一旦見送ろうと判断しました。

理由はシンプルで、今のところGeminiだけで用途は足りていて、わざわざ従量課金のリスクを抱えてまでChatGPTを併用する必然性が見えなかったからです。

毎日の運用で複数のAIをあれこれ切り替えるより、まずは今の構成をきちんと使い倒す方が優先度が高いとも思いました。

スクリプト自体はもう動く状態まで作ってあるので、APIキーだけ用意すればいつでも使い始められます。

今後、明確に「これはChatGPTでないとダメ」という場面が出てきたら、そのときに改めて考えようと思っています。

無料枠の差、意外と大きい

今回あらためて実感したのが、同じ「AIのAPIを試す」でも、無料枠の有無で気軽さがまったく違うということです。

Geminiのときは「まず試してみよう」で気軽に手を動かせたのに、ChatGPTは料金体系を理解してからでないと一歩踏み出せませんでした。

無料枠って、単なる割引以上のもの。
「試すハードルを下げる」効果があるんだなと、地味に勉強になりました。

逆に言えば、無料枠がないサービスを検討するときは、最初に費用の上限だけでも決めてから触り始めるくらいの慎重さが要るんだと思います。

今のGemini APIの無料枠も、今後いつまでも同じ条件で続くとは限らないので、その点は頭の片隅に置いておくつもりです。

実際、Geminiの無料枠も過去に対象モデルが絞り込まれたことがあるそうなので、「今無料だから」で安心しきらず、条件が変わっていないか都度確認する習慣は持っておきたいところです。

副業でツールを選ぶときの基準にもなった

振り返ってみると、今回の判断は「便利そうだから」だけでツールを増やさない、という基準にもなりました。

副業でひとりで全部の工程を回している身としては、使うサービスが増えるほど、管理する契約・請求・APIキーの数も増えていきます。

1つ増やすたびに、それが本当に今の運用に必要かを立ち止まって考える癖がついたのは、今回の副産物かもしれません。

ちなみに今のGemini連携では、動画の台本チェックや構成案の相談を1日に何度もお願いしていますが、それでも料金の心配をしたことは一度もありません。

もしこれが従量課金だったら、きっと「1回聞くたびにいくらかかるんだろう」と気にしながら使うことになっていたはずです。

気軽に何度も聞き直せる、という体験そのものが無料枠のおかげで成り立っていたんだな、と今回あらためて気づかされました。

まとめ

Geminiと同じノリでChatGPTのAPI連携まで一式用意したものの、料金体系の違いに気づいて見送った、という回でした。

作ったスクリプトが無駄になったわけではなく、必要になったタイミングでそのまま使える状態で置いてあります。

「せっかく作ったから」で無理に使い始めるより、必要になるまで寝かせておく、という判断もアリなんじゃないかなと思っています。

この記事を書いた人

Web制作歴10年近く。WordPressのテーマカスタマイズやコーディングを中心に、副業・本業ともにweb制作に携わっています。このブログでは、実際に手を動かして分かったことを書いています。

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