「Threadsはリンクでリーチが落ちる」と思って対策したら、その情報は1年前に古くなってた話

先月、Threadsのインサイトを見れるようになって、投稿ごとの閲覧数を眺めていたときのことです。
普通の呟きと、ブログのURLを貼った投稿とで、閲覧数がはっきり違うことに気づきました。

うちはブログの更新をThreadsで告知する運用をしているので、これは地味に無視できない話でした。
「告知のたびにリーチが落ちてるとしたら、そもそも告知する意味があるのか」というくらいの温度感です。

「これはThreadsが外部リンクを嫌ってるんだな」と思って、当時ざっと調べたら、案の定「本文に直接リンクを貼るとリーチが落ちる」という話がいろんなところで見つかりました。
それで、うちの自動投稿の仕組みを「本文だけ先に投稿→成功したらその投稿への1つ目のリプライとしてURLを投稿」という2段階方式に書き換えました。

で、今日その顛末を記事にしようと、あらためて裏取りをし直したんです。
そうしたら、思ってたのと違う話が出てきました。

実は1年以上前に解消していた話だった

MetaのInstagram責任者Adam Mosseri氏が、2025年5月頃にThreads上でこう発言していました。
「リンクが正しくランク付けされるよう調整した。1ヶ月以上前からリンク付き投稿の成績はかなり良くなっている」。Influencer Marketing Hubの記事によると、この発言が出た時点ですでに改善から1ヶ月以上が経っていたそうです。

つまり今(2026年)から見ると、外部リンクへの直接的なペナルティは1年以上前になくなっていたことになります。
私が先月見つけて対策した「リンクでリーチが落ちる」という情報は、もう賞味期限が切れていたわけです。

念のため、Antigravity CLI経由でGeminiにも同じテーマで調べてもらいました。
返ってきた回答も同じ結論で、「直接的なアルゴリズムペナルティは公式に否定されている」とのことでした。
ただし、ここに1つ付け加えがありました。

Threadsはリプライがついて会話が続くことを重視するアルゴリズムなので、外部リンクを踏んでアプリを離脱する投稿は、結果的にエンゲージメントが伸びにくい構造は今も残っているそうです。
「リンクが直接減点される」わけではないけど、「リンクのせいで会話が生まれにくく、間接的にリーチが伸び悩む」という形で、体感としては似たような現象が起きうる、ということでした。

自分のインサイトで見えていた差も、たぶんこっちの構造の話だったんだと思います。
原因の説明としては間違っていたけど、対策の方向性(リンクだけを分離して、本文はリプライを誘発しやすい形にする)自体は、結果的にそこまで的外れでもなかったかもしれません。

💡 Tips: トピックタグとコミュニティの違い

調べている途中で、もう1つ整理できたことがあります。Threadsには「トピックタグ」と「コミュニティ」という似た機能がありますが、別物です。トピックタグは投稿ごとに1つ付けられるラベルで、自動投稿のAPIからも`topic_tag`パラメータで指定できます。一方コミュニティは、特定の話題に投稿が集まった結果としてMeta側が用意する場のことで、こちらはAPI非対応、手動投稿でしか参加できません。

実際にThreadsの投稿作成画面でキーワードを打ち込んでみると、その違いがよく分かります。
「プログラミング」「コーディング」「副業」あたりは、単体で打っても既存のトピックとしては出てこず、「+新しいトピックをタグ付け」という新規作成の扱いになりました。
存在するかどうかは、この画面で実際に確認するのが一番早いです。

今回、自動投稿のスクリプト(`queue_add.py`・`run_queue.py`)は、本文投稿が成功した後に、同じ投稿へのリプライとしてURLだけを投稿する形にすでに書き換えてあります。
やり方としては、まずテキストだけで投稿してIDを受け取り、少し待ってから、そのIDを`reply_to_id`に指定してURLだけの投稿を続けて送る、という2段階の処理です。
これは今もそのまま残す予定です。
理由が「リンクの直接ペナルティ回避」から「会話を誘発しやすい本文にするため」に変わっただけで、やってること自体は今の理解でも一応筋が通っているので。

ちなみに、今回の裏取りの途中で、もう1つ気になる情報も見つけました。
2026年に入ってから、ChatGPTなどで大量生成したAI投稿を毎日何度も自動投稿しているアカウントが、Meta側の取り締まりでまとめて凍結される事例が増えているという話です。
うちの運用は「ネタは自分で選ぶ、下書きも一言確認してから公開」という半自動止まりなので今のところは当てはまらなそうですが、自動投稿そのものを疑われないよう、頻度や内容の機械っぽさには今後も気をつけたいところです。

今回学んだのは、Threadsの仕様そのものより、「一度調べて『分かった』と思ったことを、時間が経ってから見直す」ことの大事さでした。
SNSのアルゴリズムは数ヶ月単位で平気で変わるので、去年の裏取りをそのまま使い回すと、こういうことが起きます。
記事にする前にもう一度調べ直しておいてよかったです。

次にThreadsまわりで何か仕組みを変えるときは、実装した理由をコメントか、このブログの記事として残しておこうと思います。
半年後の自分が「あれ、なんでこうしたんだっけ」と迷ったときに、今日みたいに1から調べ直す手間を減らせるはずです。

この記事を書いた人

Web制作歴10年近く。WordPressのテーマカスタマイズやコーディングを中心に、副業・本業ともにweb制作に携わっています。このブログでは、実際に手を動かして分かったことを書いています。

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