ブログとYouTubeの運用を始めて3週間ちょっと経つ中で、いろいろな作業を自動化してきました。アイキャッチ画像の生成、記事の投入、動画のアップロード、アクセス解析のレポート取得。振り返ってみると「自動化して正解だったもの」と「結局手作業に戻したもの」がはっきり分かれています。今日はその線引きを整理してみます。
自動化して正解だったもの
きっかけは単純でした。まずアイキャッチ画像の生成です。HTMLテンプレートをheadless Chromeでスクリーンショットして、WebPに変換する仕組みを作りました。カテゴリのピル・タイトル・ロゴの配置を毎回手作業でデザインツールから書き出していたら、今のペースでは絶対に続きません。テンプレートに文字を流し込むだけで済むようにしたのは、明確に正解でした。
効果は地味です。記事の投入も同じです。タイトル・本文・カテゴリ・公開日時を渡せば、WordPressに投稿してくれるスクリプトを使っています。公開日時まわりはpost_dateとpost_date_gmtの両方を必ず検証してから保存するようにしていて(このズレで一度、予約投稿が公開されない事故を起こしました)、地味ですがここも自動化のおかげでミスが減った部分です。
YouTubeへのアップロードも、API経由で自動化しています。タイトル・概要欄・タグ・サムネイルをまとめて渡せば、ブラウザを開かずに予約公開まで完了します。最初のOAuth設定こそ手間でしたが、一度済ませてしまえば以降は本当に手離れがいいです。
差は歴然でした。アクセス解析のレポート取得(GA4・Search Console)も自動化して良かった部類です。サービスアカウント経由でAPIを叩けば、直近のクリック数・表示回数・流入元が数秒で出てきます。以前はダッシュボードを開いてスクリーンショットを撮って、というやり取りをしていたので、この差はかなり大きいです。
手作業に戻した・戻すべきだったもの
例外もあります。一方で、自動化をやめた・そもそも自動化しなかった作業もあります。ひとつは日本語タイトルの改行位置です。CSSの自動折り返しに任せていたら「バラ/ンス」のように単語の途中で不自然に割れてしまい、結局タイトル文字列にnで改行位置を手動指定する方式に戻しました。日本語には英語のようなスペース区切りがないので、機械的な折り返しに任せると読みにくい部分が必ず出てきます。ここは人間が意味の切れ目を選ぶしかありません。
理由は明確です。記事のネタ出しそのものも、意図的に自動化していません。このブログの売りは「経験ベースの一次情報」なので、AIが勝手にネタを考えて自動投稿する形にすると、実体のない内容になってしまいます。加えてGoogleの「大量生産されたコンテンツ」に対するスパム判定のリスクもあるので、下書きを1本用意して提示し、こちらが一言確認してから公開するという半自動の形を保っています。
スクリーンショットのファイル保存も、結局手作業のままです。以前、AIにブラウザを操作させて記事用のスクショを撮らせようとしたことがあるのですが、画面の要素を認識して撮影するところまでは進んでも、最後にファイルとして手元に保存する部分だけは自分でやった方が早いという結論になりました。
判断軸は「間違ったときに気づけるか」
こうして並べてみると、判断軸が見えてきます。基準は「速いか遅いか」ではなく、「間違ったときに気づけるか」だと思っています。
アイキャッチ生成や記事投入、YouTubeアップロードは、出力結果を毎回目で見て確認できます。おかしければその場で直せるので、自動化しても実質的なリスクは低いです。アクセス解析のレポートも、数字自体は事実なので、取得を自動化しても解釈さえ間違えなければ問題ありません。
ここが重要です。逆にタイトルの改行や記事のネタは、自動化した結果が「なんとなくおかしい」程度で、明確なエラーとしては出てきません。改行崩れは見た目の違和感でしか気づけませんし、ネタの薄さは公開してしばらく経ってから、読まれ方や自分の納得感で初めて分かるようなものです。気づきにくい失敗ほど、人の目を通す工程を残しておく必要があると感じています。
まとめ
答えは単純です。自動化は「できるかどうか」で判断すると、たいていは実現できてしまいます。実際、日本語の改行もAIにやらせようと思えばやらせられますし、ネタ出しも完全自動化しようと思えばできます。でも「間違ったときに自分が気づけるか」で線を引くと、任せていい作業と任せてはいけない作業がはっきり分かれました。今のところこの基準でうまく回っているので、しばらくはこのままいこうと思います。
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