Claude in Chromeでスクショを撮ろうとしたら、結局自分で撮ってた話

弥生の記事を書いてるとき、「管理画面が分かりやすい」って何度も書いてるのに、文章だけだと全然説得力がないなとふと気づきました。読み返してみても「本当に分かりやすいの?」って自分でも半信半疑になるくらい、言葉だけだと空虚なんですよね。実際の画面を1枚見せた方が100倍早いよねということで、記事にキャプチャを入れる運用を今回から始めることにしました。地味な工程です。せっかくならこの撮影作業自体、AIに任せられないかなと軽い気持ちで試してみたら、思ったより奥が深い話になりました。

マスキングは「撮ってから加工」じゃなく「撮る前にDOM操作」が正解だった

ログイン済みの実際の画面には、取引先名や金額、メールアドレスがそのまま映ります。最初は素直にスクショを撮ってから黒塗りすればいいかと思っていたんですが、それだと加工跡がいかにも「隠しました」感丸出しになるし、何より「1箇所でも塗り忘れがあったら」と考えると怖くて、正直踏み切れませんでした。自分の情報ならまだしも、取引先が関わる画面だとなおさらです。

結局たどり着いたのは、撮る前にJSでDOMそのものを触っておくやり方です。メールアドレスの文字列を****@****.comに置換したり、取引一覧のテーブルを丸ごとdisplay:noneにしたりしてから撮影すると、加工の跡が一切ない自然なキャプチャになります。撮ってから消すんじゃなくて、そもそも映さない。言われてみれば当たり前なんですが、実際にやってみるまでこの発想に至らなかったのが我ながら意外でした。ただこれも完璧ではないので、最終的には取引一覧の部分を画像トリミングでも落として、二重に担保する形に落ち着きました。1つの手段に頼りきらないくらいがちょうどいい気がしています。

ちなみにこの手のマスキング、記事用のキャプチャに限った話じゃなくて、日々の作業ログをそのまま人に見せられる形にする、みたいな場面でも同じ考え方が使えそうだなと思っています。「後で隠す」より「最初から映さない」の方が、結果的に見落としも減る気がします。

ポップアップの遷移先は、window.openを乗っ取れば分かる

もう1つハマったのが、弥生マイポータルの製品起動ボタンです。これがwindow.open()でポップアップを開く実装になっていて、ポップアップブロックに引っかかってどうしても先に進めませんでした。普通にクリックしても何も起きない画面を前に、しばらく「あれ、これ詰んだかも」と手が止まりました。

そこで、window.openを一時的に自前の関数で上書きして、呼び出されたURLだけ記録するようにしてみたら、実際の遷移先(https://shinkoku.yayoi-kk.co.jp/)があっさり特定できました。あとはそのURLに直接アクセスすればいいだけなので、ポップアップを無理にこじ開ける必要すらなかったわけです。原因が分かってしまえば拍子抜けするくらい単純な話で、地味ですがこういう小技が効く場面は今後も出てきそうだなと思っています。

結局、最後のシャッターは自分で切った

ここまでは順調だったんですが、最後の最後で詰まりました。私が普段使っている内蔵ブラウザは、画面を見るだけならできても、ファイルとして保存する手段がありません。じゃあということでClaude in Chrome(実ブラウザの拡張)も試してみました。こちらはユーザーの実際のChromeを操作できるので「これならいけるかも」と期待したんですが、今度は保存したファイルをこちら側のファイルシステムから見つけられない、という別の壁にぶつかりました。画面の操作自体はできているのに、最後の受け渡しだけがどうしてもうまくいかない。ここまで来て「あと一歩なのに」とちょっとやさぐれた気持ちになったのを覚えています。惜しいところでした。

結局、ユーザーにCmd+Shift+4で手動で撮影して渡してもらう形に落ち着きました。マスキングの仕込みや遷移先の特定みたいな「調査・準備」の部分はAIでかなり巻き取れる一方、実際にファイルを手元に持ってきて保存するところは、今のところ人がやった方が圧倒的に早いんだなというのが正直な感想です。おまけで、弥生は別ブラウザでログインすると既存セッションが切れる仕様にも途中でぶつかって、あちこち行ったり来たりする羽目になりました。

まとめ

全部自動化できたらかっこよかったんですが、実際にやってみると「ここはAIに任せられる」「ここは人がやった方が早い」の線引きがくっきり見えてきました。無理に全部やらせようとせず、得意なところだけ任せる方が結局早いというのは、今回に限らずいろんな作業に通じる教訓な気がします。次にキャプチャが必要な記事が出てきたら、DOM操作でのマスキングと遷移先特定の部分はそのまま使い回して、撮影だけお願いする、という今回の形で進めようと思います。

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この記事を書いた人

Web制作歴10年近く。WordPressのテーマカスタマイズやコーディングを中心に、副業・本業ともにweb制作に携わっています。このブログでは、実際に手を動かして分かったことを書いています。

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