エックスサーバー・ConoHa WING・ヘテムル、実際に使った上でどう違ったか

Web制作の仕事をしていると、レンタルサーバーを触る機会は案件ごとに何度もあります。このブログの本番はエックスサーバーですが、これまでの案件ではConoHa WINGヘテムル(GMOペパボ)も使ってきました。3社それぞれ、実際の業務の中で触ってきた上での、正直な感想をまとめておきます。

エックスサーバー ConoHa WING ヘテムル
月額目安(通常料金) 1,100円〜
(12ヶ月契約)
1,089円〜
(12ヶ月契約)
1,430円〜
(プラン1種類のみ)
プラン数 複数
(スタンダード〜ビジネス)
複数
(ベーシック〜)
1種類のみ
管理画面の分かりやすさ
体感速度

※料金は2026年8月17日時点の各社公式サイト掲載の通常料金(長期契約時の月額)です。キャンペーンにより一時的に異なる場合があるため、最新情報は必ず公式サイトでご確認ください。管理画面・速度の評価は筆者の実体験に基づく主観です。

サーバーは「自分で選ぶ」よりも「決まっているものを使う」ことの方が多い

前提として、フリーランスとして案件に入る場合、サーバーを自分の好みで選べる場面はそこまで多くありません。ほとんどは客先(発注元)が既に契約しているサーバーをそのまま使う形になります。なので今回の比較も、「自分ならどこを選ぶか」というより「実際に触った範囲での使用感」という位置づけです。

とはいえ、新規でサイトを立ち上げる案件では、エックスサーバーが選ばれることが多い印象です。単純に使いやすいというのもありますし、知名度や情報の多さもあって、発注元にも提案しやすいというのはあると思います。困った時に検索すれば大体の情報が出てくる、という安心感も地味に大きいです。

管理画面の使いやすさは、エックスサーバーとConoHa WINGが安定

管理画面の使い勝手で言うと、エックスサーバーとConoHa WINGはどちらも分かりやすく、必要な設定項目にすぐたどり着ける印象です。ドメイン設定やSSL、PHPバージョンの切り替えといった、普段よく触る項目の場所も迷いにくいです。

一方でヘテムルは、正直に言うと管理画面がやや古めで、少し操作しづらいと感じた記憶があります。ただしこれは少し前に触った時の印象なので、今はUIが刷新されている可能性もあります。この記事を書くタイミングで最新の画面を確認したわけではないので、その点は割り引いて読んでもらえたらと思います。

体感速度は、正直大きな差を感じなかった

表示速度についても触れておくと、3社の間で明確に「ここが速い」「ここが遅い」と感じるほどの差は、体感としてはありませんでした。もちろん契約プランやサイトの作り込み具合によって条件は変わるので、あくまで自分が触った範囲での感想ですが、サーバー会社の違いよりも、キャッシュ設定や画像最適化など、サイト側のチューニングの方が体感速度への影響は大きいという印象です。

乗り換えで一番苦労したのは、DNS/ネームサーバーまわり

サーバーそのものより苦労したのは、乗り換え作業に伴うDNS(ネームサーバー)まわりの対応でした。設定を変更しても反映までにタイムラグがあるという仕組みを、まだ実務に慣れていない頃はうまく理解できておらず、「設定したのに切り替わらない」と焦った記憶があります。サーバー会社によって管理画面の呼び方や設定項目の場所が微妙に違うので、切り替え作業のたびに「今回はどこを見ればいいんだっけ」と探すところから始まる、というのも毎回地味に手間でした。この時の顛末は別記事にも書いているので、詳しくはそちらを見てもらえればと思います。今ではこの反映待ちの時間も込みでスケジュールを組むようになりました。

初めて触るサーバーでも、慌てないためにやっていること

案件ごとにサーバーが変わる働き方をしていると、「このサーバー、初めて触る」という場面が定期的にやってきます。3社を渡り歩いてきた経験から、初めて触るサーバーでまず確認するようにしているのは、PHPのバージョン設定・SSL設定・.htaccessが使えるかどうか、あたりです。この3つさえ場所が分かれば、あとの細かい設定項目は多少呼び方が違っても、大体の管理画面は似たような構成になっているので迷わず進められます。

管理画面の見た目や用語がサーバーごとに違っても、WordPressサイトの運用に必要な設定項目自体はどこも大差ないので、「慣れ」というより「最初に見るべき場所を知っているかどうか」の差だなと感じています。

まとめ

3社とも実際に使ってみて、致命的に困るような差は感じませんでした。強いて言うなら、管理画面の分かりやすさはエックスサーバーとConoHa WINGに一歩分があり、ヘテムルはやや古さを感じる、という程度です。

フリーランスの立場だと結局「客先が決めたサーバーに合わせる」場面がほとんどなので、どれか1つを強く推すというより、どのサーバーが来ても慌てず対応できるようにしておく方が実務的には大事だなと感じています。もしこれから新しくサーバーを選べる立場にあるなら、情報の多さと管理画面のシンプルさで、まずはエックスサーバーを選んでおけば大きく外すことはないと思います。

広告

エックスサーバーが気になる方は、公式サイトをチェックしてみてください。

エックスサーバーを見てみる

広告

ConoHa WINGが気になる方は、公式サイトをチェックしてみてください。

ConoHa WINGを見てみる

広告

ヘテムルが気になる方は、公式サイトをチェックしてみてください。

ヘテムルを見てみる

この記事の内容を、YouTube Shortsでも紹介しています

この記事を書いた人

Web制作歴10年近く。WordPressのテーマカスタマイズやコーディングを中心に、副業・本業ともにweb制作に携わっています。このブログでは、実際に手を動かして分かったことを書いています。

Cat's Handをフォローする

この記事が参考になったら、応援クリックをお願いします

タイトルとURLをコピーしました