YouTube Shorts概要欄のリンク、実はタップできない仕様だった話

早とちりでした。YouTube Shortsの動画に、ブログのURLを載せておけば見た人が飛んできてくれるはず。そう思って、新しく出す動画だけでなく過去に公開した16本ぶんの概要欄にも、まとめてブログのURLを追加しました。良かれと思ってやった対応だったんですが、あとから「これ、そもそも意味なかったかも」と気づいた話です。

16本まとめて概要欄を更新した

手順自体は淡々としたものでした。作業自体は単純で、YouTube Data API経由で動画の説明文を1本ずつ書き換えるだけでした。既存の説明文の末尾にブログURLを足していく形で、特に迷うこともなく終わりました。これで動画からブログへの導線ができた、と思っていました。作業していた時点では「地味だけど効果のある改善だな」くらいの気持ちで、むしろ得意げでした。

動画のリサーチをしていて知った仕様

意外な事実でした。その後、動画の構成について調べものをしていたときに、YouTube Shortsの概要欄や固定コメントに貼ったURLは、スパム対策で意図的にタップできない仕様になっている、という話に行き当たりました。最初は「まさか」と思ったので、公式のヘルプやYouTube側の発表を見て裏取りしました。

まさかでした。結果は本当でした。Shorts上のリンクは、タップでは開けずコピーしてブラウザに貼る前提になっています。通常の横型動画の概要欄なら普通にタップできるリンクが、縦型のShorts UIになった途端に同じ場所にあっても機能しなくなる、というのが今回の落とし穴でした。ワンタップで実際に飛べるのは、動画からではなくチャンネルのプロフィールに登録したリンクだけでした。

「良かれと思って」が的外れだった

知った瞬間、固まりました。この仕様を知って、正直ちょっと脱力しました。16本ぶんの概要欄を更新した作業自体が無駄になったわけではないんですが(コピペしてブラウザに貼る人には意味があります)、「これでタップして飛んできてくれる」と思っていた期待値は完全に間違っていました。

反省点はここです。良かれと思ってやったことが、実は仕様を誤解した上での対応だった。これ、地味にありがちな失敗パターンだと思います。手を動かす前に、その導線が本当に機能するのか一次情報で確認する癖をつけないといけないな、と反省しました。今回はブログの記事URLだったからまだ被害は小さいですが、これが料金や利用規約に関わる話だったらもっと痛い目を見ていたはずです。

実際に直したこと

対処は最小限にしました。概要欄の更新自体はそのまま残しました。コピペしてくれる人には無意味ではないですし、削除する理由もないからです。ただ、動画内のテロップや音声で言っていた「続きは概要欄からチェック」という案内は、「続きはプロフィールから」に変更しました。実際にタップで飛べる場所を、正しく案内するようにしたということです。

ここが本当の入り口でした。チャンネルのプロフィール欄には、リンクを最大14個まで登録できます。ここにブログのURLを設定しておけば、視聴者が動画を見終わったあとにプロフィールを開いて、そこから実際に飛んでこられます。テロップの文言を変えるだけの小さな修正でしたが、実際に機能する導線に直せたという意味では、地味に一番大事な修正だったと思います。

他にも「たぶんこうだろう」で進めていないか

疑い出すとキリがありません。不安の種は他にも。この一件があってから、他の設定についても「たぶんこうだろう」で済ませてしまっている部分がないか、少し不安になりました。ハッシュタグの扱いや固定コメントの表示ルールなど、細かい仕様は自分が思っているより頻繁に変わっている可能性があります。プラットフォームの仕様は定期的に一次情報で見直さないと、いつの間にか前提が崩れているものなんだろうな、と思わされました。

プロフィールのリンク欄の重みが変わった

見方が変わりました。それまでチャンネルのプロフィールには、正直あまり力を入れていませんでした。動画の中身さえ良ければ見てもらえる、と思っていたからです。でも実際にタップできるリンクがそこにしかないと分かった以上、扱いを変える必要が出てきました。動画本体よりも地味な場所ですが、実際に機能する導線がそこしかないなら、優先して整えるべき場所だということです。次に手を入れるとしたら、ブログだけでなくXやnoteのリンクもきちんと並べて、どの動画から入ってきても他のチャネルに辿り着けるようにしておきたいと思っています。

まとめ

油断は禁物です。「リンクを貼ったから導線ができた」と思い込むのは危険だと分かった回でした。プラットフォームごとに、どこのリンクが実際にタップできるのかは仕様として決まっています。良かれと思った対応ほど、裏取りせずに突き進んでしまいがちなので、次からは気をつけようと思います。

この記事を書いた人

Web制作歴10年近く。WordPressのテーマカスタマイズやコーディングを中心に、副業・本業ともにweb制作に携わっています。このブログでは、実際に手を動かして分かったことを書いています。

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