YouTube Shorts、始めてみたら地味な作業の連続だった話

延長線上の思いつき。先週から、ブログ記事のネタをそのままYouTube Shorts化する試みを始めました。新しくネタを考えるんじゃなくて、書いた記事の延長で作る、というのが最初に決めた方針です。ブログを書く手間に加えて動画のネタ出しまでやるのは正直しんどいので、既に文章にした内容を素材にする形にしました。今日は、この1週間でやったことの振り返りです。

まず素材一式をHTMLで作った

土台はHTMLで作りました。チャンネルを開設したら、プロフィール写真・バナー・Shorts用のカバー画像が必要になります。Photoshopとかで1枚ずつ作ってもよかったんですが、ブログのアイキャッチと同じ「ダーク背景+水色アクセント」のデザイン言語で揃えたかったので、結局Claudeと相談しながらHTML+CSSで組んでヘッドレスChromeでスクリーンショットを撮る、というブログのアイキャッチ生成と同じやり方を流用しました。バナーは推奨サイズの中に安全エリアがあるので、そこだけ気をつければ、あとはブログ用のテンプレートをコピーしてサイズと文言を変えるだけで済みました。

1本目、文字が小さすぎた

自己紹介動画を1本作って公開してみたら、文字が画面幅の半分くらいしか使えていませんでした。縦型動画は思っていたより画面が余るというか、普段ブログの記事用に文字サイズを決める感覚のままだと全然足りないんです。ここで一度、文字サイズと表示時間の基準をちゃんと決め直しました。目安として文字数を5で割って0.7秒足す、くらいのペースで表示時間を計算するようにしています。

反応は控えめでした。1本目を公開した直後の再生数は148回でした。多いのか少ないのか正直よく分からない数字ですが、少なくとも「文字が小さくて何を言いたいのか伝わりにくい」状態のまま公開してしまったことだけは確かなので、次回以降にすぐ反映することにしました。

「あの動画だ」と分からないと意味がない

盲点はロゴでした。もう1つ、公開してから指摘されて直したのが、ロゴの見せ方です。最初は「冒頭でチャンネル名を出してるからいいだろう」と思って、動画の途中にロゴを常時表示させていませんでした。ですが第三者に見てもらったときに「これ、あのサイトの動画だってどこで分かるの?」と言われて、はっとしました。冒頭の数秒だけ覚えていてもらう前提は、Shortsのようにどんどん次の動画に流れていく視聴体験とは相性が悪いんですよね。それからは、肉球ロゴを画面の隅に常時薄く表示するようにしました。

コピーの言い回しも、指摘を受けて変えた

コピーも直しました。ロゴと同じタイミングで、テロップの言い回しについても指摘をもらいました。最初は淡々と事実だけを説明する文章にしていたんですが、「もう少し軽い言い回しにした方が最後まで見てもらえるのでは」というアドバイスをきっかけに、「Web制作、またしても謎の敵と遭遇…」のような、ゆるい擬人化を混ぜた言い回しに変えました。説明的になりすぎず、かといってふざけすぎない塩梅を探るのに、これも数本分の試行錯誤が必要でした。

背景素材、フリー動画サイトの直リンクの見つけ方も覚えた

素材集めにもコツがありました。途中から、テロップだけの画面が単調に感じてきたので、実写の背景動画も使うようにしました。Pexelsのようなフリー素材サイトは検索結果ページがJavaScriptで描画されていて、素朴にURLを叩くだけではダウンロードできません。ですが動画の詳細ページ内にある「Canvaで編集」ボタンのリンクを見ると、そのURLのパラメータの中に直接ダウンロードできるファイルのURLが埋め込まれていることに気づきました。ここが分かってからは、ログインもAPIキーも無しで欲しい素材をサクサク集められるようになりました。

自動アップロードでハマった、地味に手強い2つ

自動化にも手を出しました。投稿のたびに手動でアップロードするのも手間なので、YouTube Data API経由での自動アップロードもClaudeと組みました。ここで2段階、地味にハマりました。

1つ目は初歩的でした。1つ目は、OAuthの同意画面を「テスト」モードのまま使おうとしたら、実際にログインした瞬間に「アクセスをブロック」と表示されて弾かれたことです。原因は自分のGoogleアカウントをテストユーザーとして登録し忘れていただけだったんですが、エラーメッセージだけ見ると審査が必要なのかと勘違いしそうになりました。

原因は電話番号認証。2つ目は、アップロード自体は成功するのに、カスタムサムネイルの設定だけ`403 forbidden`になったことです。調べてみると、チャンネルの電話番号認証を済ませていないとカスタムサムネイル機能自体が使えない、という仕様でした。エラーメッセージからは全く読み取れない原因だったので、これも見つかるまで少し時間がかかりました。

台本づくりも、分業体制に変えてみた

分業もしてみました。直近では、動画の構成・テロップ案・背景素材の雰囲気の相談をAI(Gemini)にしてもらい、実際の実装だけこちら側でやる、という分業に変えました。1人で全部やっていたときより、客観的なチェックが1つ増える分、仕上がりの精度が上がった実感があります。

まとめ

新しく始めたことは、公開してみて初めて見えてくる粗が必ずあるものだなと改めて思いました。文字サイズも、ロゴの見せ方も、アップロードのエラーも、全部やってみるまで気づけなかったことです。まだ始めて1週間程度ですが、地味な調整を積み重ねながら、しばらくこの運用を続けてみようと思います。

この記事の内容を、YouTube Shortsでも紹介しています

この記事を書いた人

Web制作歴10年近く。WordPressのテーマカスタマイズやコーディングを中心に、副業・本業ともにweb制作に携わっています。このブログでは、実際に手を動かして分かったことを書いています。

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