今度こそ有言実行です。前回の「Remotion Agent Skillsを実際に入れてみた、あのTS7バグはどうなったのか」の最後で「次はもう少しちゃんとした自己紹介動画を作る」と書いたので、有言実行で作ってみました。15秒だけの短い動画ですが、地味に発見が多かったです。
正直、動画自体はあっという間に終わる長さなんですが、作る過程では前回・前々回の記事(nvm/npmの件、TypeScript 7系の件)で学んだことがそのまま活きた場面が多くて、思ったより実りのある作業になりました。
構成は、さっきのタイトルカードの延長でいくことにした
路線は踏襲しました。前回作ったタイトルカード(白背景・黒文字・水色アクセント)が思いのほか気に入ったので、路線はそのまま踏襲することにしました。テキストアニメーションだけの5シーン構成で、@remotion/transitionsのTransitionSeriesを使ってフェードでつないでいます。
Claudeと相談しながらシーンごとに1ファイルに分けて、フェードの尺は15フレームで統一。動画編集ソフトを触ったことがなくても、こうやってコードで「1シーン=1コンポーネント」と割り切れるのは、地味にありがたいポイントでした。
文字サイズとテンポは、以前調べた基準をそのまま使った
基準は使い回しました。以前「文字サイズ大きめ・表示時間は文字数÷5+0.7秒」という基準を調べて、Shorts用のテンプレートに反映したことがあったんですが、今回の自己紹介動画でもその計算式をそのまま流用しました。プロフィール文をそのまま台本にすると、どうしても1文が長くなりがちなんですが、事前に「1行に収まる文字数まで自分で改行を刻む」というルールを決めておいたおかげで、今回は変な位置で折り返す事故もなく、迷わず作業できました。過去の失敗を仕組み化しておくと、次に活きるんだなと実感した瞬間です。
台本は、プロフィールページの中身をそのまま使った
台本はすぐ決まりました。内容を考えるのが一番面倒そうだったんですが、結局は自分のプロフィールページに書いてあることをそのまま台本にするのが一番早かったです。経歴、普段使っているツール、屋号の由来、ブログのタグライン。この4つを15秒に収めるだけなので、ゼロから考えるよりずっと楽でした。
あえて15秒・ナレーションなしにした
あえて制約を課しました。もっと尺を伸ばして丁寧に自己紹介することもできたはずなんですが、今回はあえて15秒・テキストのみ・ナレーションなしという制約を自分で課しました。理由は単純で、最初から完璧を狙うとたぶん完成しないタイプなので、まずは「短くてもいいから形にして公開する」ことを優先したかったからです。ナレーションを入れるなら台本の読み上げ方や声の収録環境まで考える必要が出てきて、一気にハードルが上がってしまいます。それは今回の目的(コードで動画を作る感覚を掴む)からは外れるなと思い、思い切って割り切りました。
できあがったもの
仕上がりはこれです。15秒、白背景・黒文字・水色アクセントのシンプルな仕上がりです。ナレーションもBGMもなしですが、プロフィール代わりに貼っておくには十分かなと思っています。
まとめ
これがコードの強みです。動画編集ソフトを一切触らずに、プロフィールを15秒の動画に落とし込めたのは、コードで作る強みだなと感じました。シーンごとにファイルを分けて、あとはテキストと色を差し替えるだけなので、次に何か動画を作るときのハードルもだいぶ下がった気がします。
収穫は型でした。今回一番の収穫は、「テキストと色を差し替えるだけで別の動画になる」土台ができたことだと思います。次に何か動画ネタが浮かんだときは、ゼロから構成を考えるのではなく、この5シーンの型に当てはめて中身だけ入れ替える、という進め方ができそうです。動画づくりというと身構えてしまいがちでしたが、ブログ記事を書く感覚に近いところまでハードルを下げられたのは、地味に大きい変化だったなと思っています。
振り返って思うこと
寄り道こそ本編でした。今回の一連の作業(nvm/npmが壊れてた話→TypeScript 7系の非互換→今回の自己紹介動画)を通して感じたのは、「動画を作る」というゴールにたどり着くまでの寄り道が、結果的に一番の学びになっていたということです。環境構築でつまずいた分だけ、実際に動画を組み立てる作業自体はスムーズに進みました。ブログ記事もそうですが、遠回りした過程まで含めて書き残しておくと、後から見返したときに「あのときこう解決したな」とすぐ思い出せるので、やっぱり残しておいてよかったなと思います。
次はもう少し尺を伸ばして、実際の制作実績や記事の紹介につなげるような動画にも挑戦してみたいなと考えています。とはいえ、まずは今回の型を使い回しながら、無理のないペースで続けていくつもりです。
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