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MCPとは?AIが外部のツールやデータにつながる仕組みと、Claude Codeでの追加のしかた

公開 更新 約4分で読めます

TL;DRこの記事の要点

  • MCPは、AIアプリを外部のデータやツールにつなぐための共通の規格
  • Claude Codeでは claude mcp add で追加し、保存先と共有範囲は3つのスコープで決まる
  • 外部のサーバーにつなぐ前に、信頼できるかを確認する
目次7項目
  1. MCPとは?AIアプリと外部をつなぐ、共通の規格
  2. どんなときに出てくる?
  3. クライアントとサーバーの役割
  4. Claude Codeに追加するには
  5. 自分はこう使ってます
  6. MCPでハマった例
  7. 迷ったときの確認ポイント

Claude Codeを使い始めると、「MCPサーバーを追加します」と書かれた説明に出会います。
MCPとは何なのか、何をつなぐものなのか。
自分は、FigmaのデザインをClaude Codeから読み取るために、Figma MCPを使っています。
公式ドキュメントと一緒に、MCPの基本をまとめます。

先に結論です。
MCPは、AIアプリを、外部のデータやツールにつなぐための共通の規格です。
共通の方式で接続できます。実際につなぐには、サーバーごとの設定や認証が必要です。

MCPって、結局なにをするもの?

AIが、外のツールやデータを使えるようにする、共通のつなぎ口だよ。

MCPとは?AIアプリと外部をつなぐ、共通の規格

MCPは、Model Context Protocolの略です。
公式の説明によると、AIアプリケーションを外部のシステムにつなぐための、オープンソースの標準です。

公式は、MCPをUSB-Cのポートにたとえています。
USB-Cが、電子機器をつなぐ標準的な方法を提供するように、MCPは、AIアプリを外部のシステムにつなぐ標準的な方法を提供する、と説明されています。

つなげる先は、たとえば次のようなものです。

  • データ(ローカルのファイル、データベースなど)
  • ツール(検索エンジン、計算機など)
  • ワークフロー(専用のプロンプトなど)

どんなときに出てくる?

MCPが出てくる場面は、たとえば3つです。

  • Claude Codeに、デザインツールやノートアプリなどの外部サービスを使わせたいとき
  • AIの設定ファイルや拡張の説明に、「MCPサーバー」が出てきたとき
  • 自分で作った機能を、AIから呼べるようにしたいとき(サーバーを作る側)

公式には、Figmaのデザインを使ってClaude Codeがウェブアプリを作る例も挙げられています。

クライアントとサーバーの役割

MCPには、2つの立場があります。

  • MCPクライアント:つなぐ側のAIアプリ(Claude Codeなど)
  • MCPサーバー:つなぎ先の機能をAIに渡す側(FigmaやNotionに接続するもの)

「サーバー」と書いてありますが、必ずしもどこかの遠いサーバーとは限りません。
Claude Codeの公式ドキュメントでは、つなぎ方(トランスポート)として、リモートのサービス向けのhttpと、自分のパソコン上で動くプロセス向けのstdioが説明されています。

Claude Codeに追加するには

Claude Codeの公式ドキュメントによると、MCPサーバーの追加は、claude mcp addコマンドで行います。
リモートのサービスにつなぐ例は、こうです。

claude mcp add --transport http notion https://mcp.notion.com/mcp

追加したあとは、claude mcp listで、登録したサーバーと接続状態を確認できます。
Claude Codeの中で/mcpを実行しても、接続状態が見られます。

追加した設定は、どこに保存されるの?

スコープで決まるよ。3つあって、使い分けられるんだ。

3つのスコープ

公式の説明では、設定の保存先と共有範囲は、スコープで決まります。

  • local(既定):今のプロジェクトだけで使う。チームには共有されない
  • project:今のプロジェクトだけで使う。プロジェクトルートの.mcp.jsonに保存され、バージョン管理を通じてチームと共有できる
  • user:自分のすべてのプロジェクトで使う。チームには共有されない

指定は--scope(または-s)で行います。

自分はこう使ってます

FigmaのデザインをClaude Codeから読む

本業のWeb制作の案件で、Figmaのデザインをもとに、Claude CodeとFigma MCPを使ってコーディングを進めました。
デザインカンプの数値(余白やフォントサイズ)を目視で拾う手間が減って、初速が上がった実感があります。
実践した内容は、Figma MCP×Claude Codeでコーディングしてみた実践レポートにまとめています。

AIに任せて、危なくないの?

つなぐ先を選ぶのが大事だよ。公式も、信頼できるサーバーだけを使うよう書いてる。

つなぐ前に確認していること

Claude Codeの公式ドキュメントには、MCPのセキュリティについて、次の注意が書かれています。

  • 信頼できるサーバーだけを接続する。外部のコンテンツを取得するサーバーは、プロンプトインジェクションのリスクをもたらす可能性がある
  • 第三者が作ったサーバーは、提供元と実装内容を確認してから追加する。接続したサーバーのツールは、Claudeがデータやシステムに対して操作できる範囲を広げる
  • 認証情報は、コマンドや設定ファイルに平文で書かず、環境変数や安全な保管先を使う

MCPでつなぐと、AIができることが増えます。
そのぶん、つなぐ前の確認が大事です。

MCPでハマった例

Figma MCPで画像を書き出したら、子の画像が親フレームの範囲で切れて、背景色まで焼き込まれたことがあります。
原因は特定できていませんが、一時ページに複製して書き出して解決しました。
詳しくは、Figma MCPで画像を書き出したら、親フレームで切れて背景色まで焼き込まれたに書いています。

迷ったときの確認ポイント

  1. つなぎたいサービスが、MCPサーバーを公式に提供しているかを確認する
  2. リモートのサービスならhttp、自分のパソコン上のプロセスならstdioが目安。使うサーバーの公式手順を確認して追加する
  3. チームで共有するならproject、自分だけならlocalかuserを選ぶ
  4. 追加したら、claude mcp listか/mcpで、接続できているかを確認する

あわせて知っておきたい用語

ターミナル
文字のコマンドでMacを操作するアプリ。詳しくはこちら。
プロンプトインジェクション
AIが読み込む外部の文章に、AIへの指示を紛れ込ませる攻撃。外部のコンテンツを取得するMCPサーバーでは注意が必要。
トランスポート
MCPのクライアントとサーバーがやり取りする方式。リモート向けのhttpと、ローカルプロセス向けのstdioがある。
スコープ
MCPの設定の保存先と共有範囲。local・project・userの3つ。

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Cat's Handこの記事を書いた人

Web制作歴10年以上。WordPressのテーマカスタマイズやコーディングを中心に、副業・本業ともにweb制作に携わっています。このブログでは、実際に手を動かして分かったことを書いています。