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ローカル環境とは?WordPressを自分のPCで動かす理由と、本番との違い

公開 約4分で読めます

TL;DRこの記事の要点

  • ローカル環境は、ふつうは外に公開せず、自分のPCの中で動かすWebサイトの練習場
  • テーマを作り替えたときは、ローカルで重さと表示を確かめてから本番に切り替えた
  • PHPのバージョンなど本番と違うこともあるので、公開後は本番でも確認する
目次7項目
  1. ローカル環境とは?自分のPCで動かすWebサイト
  2. どんなときに使う?
  3. ローカル環境の作り方
  4. 本番との違いと、注意点
  5. 自分はこう使ってます
  6. ローカル環境でハマった例
  7. 迷ったときの確認ポイント

WordPressの解説を読んでいると、「まずローカル環境で試しましょう」と書かれていることがあります。
ローカル環境とは何なのか。
自分はサイトのテーマを丸ごと作り替えたとき、本番に出す前に、ローカル環境で見た目と重さを確かめました。
その経験と一緒に、基本をまとめます。

先に結論です。
ローカル環境は、ふつうは外に公開せず、自分のPCの中で動かすWebサイトの練習場です。
本番のサイトを触らずに、テーマやプラグインの変更を試せます。
ただ、本番と完全に同じではないので、最後は本番でも確かめます。

ローカル環境って、どこにあるの?

自分のMacの中だよ。ふつうはインターネットには公開しないサイト。

ローカル環境とは?自分のPCで動かすWebサイト

ふだんのWebサイトは、レンタルサーバーのような、インターネットにつながったサーバーで動いています。
これを「本番環境」と呼びます。

ローカル環境は、その仕組みを自分のPCの中に用意したものです。
WordPressを動かすには、Webサーバー、PHP、データベース(MySQLなど)が要ります。
それをまとめてPCに入れて、ブラウザでhttp://localhost/のようなアドレスを開いて見ます。

自分のサイトなら、ローカルはhttp://localhost:8888/cats-hand/、本番はhttps://cats-hand.pro/です。
見た目は同じでも、ローカルのほうはインターネットには公開されていません。
(ただ、あとで書くように、自分のMAMPは起動中なら同じWi-Fiの別の機器からも開ける設定でした)

どんなときに使う?

  • テーマやCSSを大きく変える前に、見た目を確かめたいとき
  • プラグインやWordPress本体の更新を、本番の前に試したいとき
  • 新しい機能やコードを、壊してもいい場所で動かしたいとき

ローカル環境の作り方

Macなら、WordPressに必要なものをまとめて入れてくれるアプリを使うのが手軽です。

  • MAMP: Webサーバー・PHP・MySQLをまとめて入れられる。自分はこれを使っています
  • Local(旧Local by Flywheel): WordPress向けのローカル環境アプリ

MAMPの場合、やることは「アプリを入れる→データベースを用意する→WordPressのファイルを置く→ブラウザで開いて初期設定をする」の流れです。
具体的には、アプリを起動してサーバーを動かし、データベースを作ってから、WordPressのファイルをhtdocsというフォルダに置きます。
あとはブラウザでhttp://localhost:8888/(置いたフォルダ名を後ろに付ける)を開いて、WordPressの初期設定をすれば完成です。
Localのように、WordPressの用意までボタンひとつでやってくれるアプリもあります。

ローカルで動けば、本番でも動く?

だいたいはね。でも、PHPのバージョンとかが違うと、本番だけ動かないこともあるよ。

本番との違いと、注意点

ローカルと本番は、同じに見えて中身が違うことがあります。

  • PHPなどのバージョン: 自分の場合、ローカルのMAMPのPHPは8.3.14、本番のサーバーは8.3.36でした
  • 記事やデータ: ローカルのデータベースは、本番と自動ではそろいません。自分は記事を入れるとき、ローカルと本番の両方に同じ内容を入れています
  • 速さ: 外のサーバーまで通信しない分、ローカルのほうが速く見えることがあります

もうひとつ、ローカル環境のアプリが、同じWi-Fiの別の機器からも開ける設定になっていることがあります。
古いPHPのまま動かし続けると、そこが弱点になるかもしれません。
自分は、使わないときはMAMPを止めるようにしています。

自分はこう使ってます

テーマを作り替えたとき、ローカルで先に確かめた

9月の終わりに、このサイトのテーマを、Cocoonから自作のテーマに作り替えました。
そのとき、本番に出す前に、ローカルのMAMPで新しいテーマを動かしています。

ローカルでは、トップページのHTML・CSS・JavaScriptの合計を同じ数え方で比べて、970KBから102KBに軽くなるのを確かめました。
さらに、171のURLを一括でチェックしてから切り替えました。
本番に切り替えたのは、そのあとです。

本番でいきなり変えなかったんだ。

崩れたら、読んでる人にそのまま見えちゃうからね。

テーマの更新も、ローカルから

今もテーマを直すときは、ローカルで編集して見た目を確かめてから、本番に反映しています。
反映はGitを使って、本番のサーバーで新しいファイルを取りこむ形です。
切り替えから2週間ちょっとたったときに本番でも重さを数えたら、ローカルとほぼ同じでした。

ローカル環境でハマった例

ローカルと本番の違いで、本番だけで止まったことがあります。

テーマを作り替えたときの数字や手順は、こちらにまとめています。

迷ったときの確認ポイント

  1. 大きな変更は、まずローカルで試す
  2. ローカルと本番で、PHPやWordPressのバージョンが同じか見る
  3. 本番に反映したら、本番でも表示を確かめる
  4. 使わないときは、ローカル環境のアプリを止める

あわせて知っておきたい用語

本番環境
インターネットに公開されている、実際のサイトが動いている環境。
localhost
「自分のPC」を指すアドレス。ローカル環境のサイトはこれで開く。
WP-CLI
ターミナルからWordPressを操作するツール。詳しくはこちら。
キャッシュ
一度読んだファイルを取っておいて、次から速く出す仕組み。詳しくはこちら。

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Cat's Handこの記事を書いた人

Web制作歴10年以上。WordPressのテーマカスタマイズやコーディングを中心に、副業・本業ともにweb制作に携わっています。このブログでは、実際に手を動かして分かったことを書いています。