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バックドアとは?意味と、WordPressで仕込まれる場所・確かめ方

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TL;DRこの記事の要点

  • バックドアは、ログインを通らずに入れる裏口のこと
  • WordPressでは、見覚えのないプラグイン・管理者・uploadsのPHPなどに仕込まれる
  • 修正版にしても、もう入れられたものは消えないので、別に探す
  • 確かめるときは読むだけのコマンドで、見つけてもすぐ消さない
目次7項目
  1. バックドアとは?ログインを通らずに入れる裏口
  2. どんなときに出てくる?
  3. WordPressだと、どこに仕込まれる?
  4. 自分はこう確かめました
  5. 詳しい確認手順
  6. 迷ったときの確認ポイント
  7. 出典

バックドアは、ログインを通らずに入れる「裏口」のことです。
2026年10月は、WordPressのプラグインがらみで、バックドアを仕込まれる事件がありました。
WordPressだとどこに仕込まれるのか、自分のブログで確かめたことと一緒に書いてみます。

バックドアって、裏口ってこと?

そう。ログイン画面を通らずに入れる、こっそり作られた入口だよ。

バックドアとは?ログインを通らずに入れる裏口

バックドアは、正規の入口(ログインなど)を通らずに、システムへ入るための仕組みです。
英語の「back door(裏口)」から来ています。

バックドアが残っていると、何度も入られることがあります。
データを盗まれたり、書き換えられたり、ほかのサイトへの攻撃の踏み台にされたりすることもあります。

もともとは、メーカーが保守のためにわざと用意する入口を指すこともあります。
ただ、ニュースでよく見るのは、攻撃者に仕込まれたほうです。

どんなときに出てくる?

  • サイトが乗っ取られた、改ざんされたというニュース
  • プラグインやソフトの配布元が侵入されて、配られたファイルに混ざっていたという事件
  • 「修正版に更新しても、仕込まれたものは消えない」という注意書き

WordPressだと、どこに仕込まれる?

WordPressのサイトなら、まず見ておきたいのはこのあたりです。

  • 見覚えのないプラグイン(UpdraftPlusの事件では、「Site Health Cache」みたいなそれっぽい名前もあった)
  • 勝手に作られた管理者のアカウント
  • 画像を置くwp-content/uploadsの中のPHPファイル
  • mu-pluginsのフォルダの、見覚えのないファイル
  • 決まった時間に処理を動かす予約(cron)

2026年10月のUpdraftPlus(バックアップのプラグイン)の事件では、盗まれた接続キーで、悪いプラグインを入れたり、管理者を作ったりしていました。
Patchstackは、悪いプラグインを99種類見つけたそうです。

更新すれば、消えるんじゃないの?

UpdraftPlusなら、修正版で盗まれたキーは使えなくなる。でも、もう入れられたものは消えないから、別に探す必要があるよ。

自分はこう確かめました

読むだけのコマンドで、置かれやすい場所を見た

10月の事件のあと、cat’s handが入られていないかを、Claude Codeに確かめてもらいました。
サーバーにSSHでつないで、WordPressのファイルがある場所で、WP-CLI(WordPressをコマンドで操作する道具)の読むだけのコマンドを使っています。

wp plugin verify-checksums --all
wp user list --role=administrator --fields=ID,user_login,user_registered
find wp-content/uploads -name "*.php*"
ls wp-content/mu-plugins
wp cron event list --fields=hook --format=csv
wp core verify-checksums

プラグインは4つとも公式の中身と同じ、管理者は8月から1人だけ、uploadsにPHPファイルはなし。
mu-pluginsのフォルダはなく、予約(cron)にも知らないものはありませんでした。
確かめた範囲では、仕込まれた跡はありませんでした。
もし見覚えのない管理者や、公式と違うと出たものがあったら、まずその中身を確かめます。

使っていないものは消しておいた

確かめる途中で、9月に切り替える前の古いテーマがサーバーに残っているのに気づきました。
使わないものを置いておく理由もないので、バックアップを取ってから消しています。

詳しい確認手順

確かめたコマンド7つと、10月の事件の中身は、こちらにまとめています。

迷ったときの確認ポイント

  1. 見覚えのないプラグインや管理者がいないか
  2. 画像フォルダ(uploads)にPHPファイルがないか、mu-pluginsに見覚えのないファイルがないか
  3. 本体やプラグインが、公式の中身と同じか(wp core verify-checksums・wp plugin verify-checksums --all)
  4. 見つけてもすぐ消さず、本当に悪いものか確かめる。自信がなければ、サーバー会社などに相談する

あわせて知っておきたい用語

脆弱性
ソフトの中にある、攻撃に使われてしまう穴。バックドアを仕込む入口になる。
CVE
見つかった脆弱性につける、世界共通の番号。2026年10月のPHPの穴(PHP2Shell)なら、CVE-2026-109618など。
WP-CLI
WordPressをコマンドで操作する道具。入られていないかを確かめるのにも使える。
SSH
サーバーに安全につなぐ仕組み。今回WP-CLIで確かめたときも、SSHでつないだ。

出典

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Cat's Handこの記事を書いた人

Web制作歴10年以上。WordPressのテーマカスタマイズやコーディングを中心に、副業・本業ともにweb制作に携わっています。このブログでは、実際に手を動かして分かったことを書いています。